侘助つれづれ

赤ら顔の椿に

何を
そんなに怒っているのと
問うてみた

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裏山の竹薮のなかに咲いていましたここだけの椿ここだけの名前『エマ』と名付けます赤いお顔の閻魔さまからのエマ落ち椿を開いて蕊しらべ
細いの太いの疎らなの密なの
長いの短いの真っ白からクリームピンクのぼかし色々
雄蕊は花粉を蓄えている葯とそれを支える細い糸状ものでできていてそれを『花糸』と呼ぶのだと最近知りました椿の蕊は花糸という言葉にぴったりきて素敵だな

『エマ』さんの花糸は花びらの色とお揃いですがこんな方も見つかりました黄色い花糸花粉色に染まっていますここだけの椿ここだけの名前『ろはん』と名付けました黄蕊の『ろはん』さんに
あなたも心の扉開かれてみませんか～

ところで『蕊』という漢字ちょっと面白いですよね草冠に心が３つ
心３つ重ねた漢字あまり使われないようですが疑うという意味があり花のシベが寄り添い合う様子も表しているということです
何か物語が始まりそう

パン教室の記録

チーズベーコンクッペ
ブリオッシュ·ア·テット
マンゴープリン

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雨にけむる桜を遠くに見ながらたのしいパン教室記録に残すのもあと一回
散りゆく桜のごとく名残惜しい

ミセバヤの春

ちいさな
薔薇の花束のよう

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秋に美しい紅葉を楽しませてくれたあとすっかり葉っぱを落として冬枯れてたミセバヤも春になりもりもりしてきましたみどころ満載なミセバヤ今年もあなたにみせばや～などと言ってるとちょこんとちびカマキリが…まだ１cmほどの生まれたて今年はとても早い初カマキリとなりました
ミセバヤと一緒にカマキリの成長も楽しみたい春なのでした

太古の花

ハクモクレン

花は
何を
見てきたのだろう

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ご近所さんから剪定したのでと届けていただいたハクモクレン春になると植えたい花に急浮上してくるでもこんなにじっくり花を観察したのははじめて神秘的な花恐竜の時代からある最古の花木のひとつだという
古くてかっこよくて底冷えする講堂での小学校の卒業式大きく生けられていたハクモクレンが素敵だったあの講堂は私が卒業してしばらくして取り壊されて今はない
６年間４キロを毎日歩いた通学路２つ目の峠を越えたところにあるひとつ先輩のおうちの庭にも大きなハクモクレンがあった今でも乳白色の花を咲かせているだろうかもし庭にハクモクレンが咲いたらとかさねの色目を意識して生けてみる根元にレンギョウとラッパ水仙の黄色濃い紅椿のとなりも似合うねとつかの間のハクモクレンの
花の記憶

うさちゃん

咲きました

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卯年生まれの息子の小学校卒業の時頂いて植えたちいさな椿の苗おそらく『宇佐椿』であろうと去年やっと名前を見つけました椿も息子もなんとかここまで無事に成長しましたほんとは芯を摘んで樹形を整えたいところではありますが型にいれて自由を奪ってしまうそんな気がして放任です３０個以上の蕾が待機中どんどんふくらんでこの春を謳歌してね